アセットコンサルティング

人事評価制度の設計・運用支援

トータル人事制度

■人事制度体系7つからなる人事制度の仕組み

人事制度は、下図の7つのサブ制度を明確にし、システマティックに連結させることにより有効的に機能します。しかしながら、人事制度は手段であって目的ではありません。企業経営の発展、働く人の幸せに重点を置き、その目的達成のため、企業に最もフィットした制度を策定することが肝要です。私達は制度の策定と運用の比率を4対6とし、制度の完成は終点ではなくむしろ起点であり、運用されてこそ価値があるとの思想で、運用を見据えた制度作りを支援致します。
現在の企業の課題を明確にし、これからの方向性や人への期待などを踏まえ、必要に応じてプロジェクトを編成し、効果的、効率的に進めて参ります。


(日本人事総研)

人事制度を次の7つのパーツからなるトータル人事制度としてとらえています。各パーツの詳細設計は現状確認の上、貴社の方針や方向性、雇用環境、経済環境等を踏まえ、お打ち合わせの上決定致します。

7つのサブ制度

1.目標面接制度

原則半期における目標を自ら立て、上司との面接でお互いが納得・確認した上で目標設定を行う。目標の内容は経営計画と職務上の課題、自らが挑戦する自己啓発からなる。その達成度は人事考課の業績考課に反映される。事業計画の達成を図ると共に、能力・スキルの向上、活性化につながる制度。

2.実力資格制度

「何ができるか」から「何をしているか」へ。職務を遂行するにあたって必要とされる能力レベルにコンピテンシー、業務ランクの概念を組み入れることにより職務と資格等級のアンマッチや年功的色彩を排除。さらには実務能力度チェックや昇降格制度により実力型能力主義にブラッシュアップ。

3.執務態度制度

仕事に取り組む姿勢として「規律性」「責任性」「協調性」「積極性」の項目毎に一人一人が守るべき内容を短文形式で具体的に明示。同じ職場に働く者同士のルールとして、その遂行度合を確認し組織文化をつくる制度。その結果は人事考課の執務態度考課として反映される。

4.人事考課制度

仕事の達成度合をみる業績考課、職務遂行力をみる能力考課、仕事への取り組み姿勢をみる執務態度考課の3要素からなる。その結果は、昇給・賞与・昇格等への反映だけでなく、各人の長所・短所を確認する定期検診としての重要なカルテとなる。

5.育成制度

執務遂行にあたり要求される能力を身につけるためのプログラムで、同等級・同職種を対象に行う「レベル別育成プログラム」と個人を対象に行う「個人別育成プログラム」からなる。

6.能力活用制度

人事考課で明らかになった長所を最大限に活かすために昇進・昇格・配置転換により一層の能力伸長を目指す制度。

7.処遇制度

これまでの既成概念にとらわれず、職能給と生活補償機能を合わせ持った賃金体系の整備再構築をはじめ、成果給、業績給や業務給、責任給、コンピテンシー等を取り入れた成果型、実力型の賃金体系まで柔軟に設計。賞与は成果配分型、退職金は基本給絶縁型を推奨。

以上7つのパーツについての整備・策定から運用、訓練、レベルアップまで各企業のご要望に応じて指導・支援致します。

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