社内ルールの構築・諸規則の整備
就業規則は会社のルールブックです。
従業員の義務、権利を明文化し、労使双方が理解することでトラブルを未然に防ぐためにとても重要です。
コンプライアンスだけでなく、社内ルール(就業規則・諸規則) を整備することで、労使間の誤解やすれ違いをなくし、企業を元気にします。
就業規則・各種規程の作成
就業規則の見直しをきちんと行っていますか?
インターネットのひな形を使って安易に作成した就業規則は、御社の実態に沿った内容ではないなど、労使トラブルの際、まったく役に立たない場合があります。
- 無断欠勤が続き、連絡も取れない状況が続いた
就業規則に「無断欠勤が2週間以上続いたときは懲戒解雇する」との規定がある ため、やむを得ず即時解雇をした。すると、本人が突然現れ、「解雇は無効だ」と主張された - 正社員の就業規則しかなく、長年勤めたパート従業員にも退職金を請求された
- 賞与の支給日前に解雇した従業員から「在籍していた分の賞与をもらう権利がある」と主張された
などの問題が発生した場合、就業規則を見直すことで対応できることも多々あります。
- 入社した時はこんな条件だと聞いていない
- 普通の会社にこんなルールはない
などの主張がないように、業種や業態になった御社独自のルールや業務規程を定め、従業員に周知させることも重要です。
今では年間数十万件の労働相談が監督署に寄せられている時代です。
いつ御社に、監督署の調査が入ったり、退職者や従業員から訴えられるか分かりません。企業のリスクヘッジとして就業規則を活用しなければならない時代は確実に到来しています。
また、就業規則は金庫にしまってある・・・なんて話をよく耳にします。
就業規則を入社時に従業員に配布したり、パソコンを通して自由に閲覧できるようにするなど、常に従業員が見られるように周知しておかなければなりません。
従業員が就業規則を知ることにより「言った、言わない」の水掛け論を防止し、従業員の会社に対する不信感を払しょくする効果があるとも考えられます。
社内書式(雇用契約書等)の整備
労働基準法では、従業員を雇用する際、労働者に労働条件を明示し通知することを義務付けています。
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多くの労使トラブルは、
- 期間の定めのない契約だと思っていたのに、契約期間満了で退職してほしいと言われた
- 入社時に聞いていた内容と違う
- そんなルールは知らない
というような会社側との認識の違いによるものです。 そのようなトラブルを未然に防ぐためにも、採用時に雇用契約書を作成することが大切です。
御社の雇用契約書は、書面でかならず明示しなければならない事項を網羅していますか?
秘密保持誓約書など守ってほしい事案を入社時取り交わしておくことも重要です。
御社の実態にあった社内書式を作成いたします。
保育園に特化した労務サポート
平成29年をピークに待機児童は減少するといわれています。保育園も選ばれる時代となります。保護者や地域から信頼される保育園であるために、従業員である保育士さんの雇用を安定させ、監査にも対応した労務管理を行っていく必要があります。
就業規則や各種規定が、現在の保育園の実態に沿ったものですか?
就業規則や各種規定に則った雇用管理ができていますか?
当事務所は、保育園の職員の方々が笑顔働く環境を整備するサポートを行います。
また、福岡市、春日市、大野城市、那珂川町をはじめ多くの保育園の労務管理を行ってきた実績があります。
現状の労務管理を強固なものにするためにもぜひ当事務所へご相談ください。
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